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ヘルスケアアプリ「HELPO」で遠隔特定保健指導サービスの提供を開始

〜アプリを通じた健康指導でメタボ予防や生活習慣の改善に貢献〜



ソフトバンク株式会社のグループ会社であるヘルスケアテクノロジーズ株式会社(以下「ヘルスケアテクノロジーズ」)は、ヘルスケアアプリ「HELPO(ヘルポ)」の新機能として、「HELPO 遠隔特定保健指導」の提供を、2021年11月16日から正式に開始します。「HELPO 遠隔特定保健指導」は、東京大学センター・オブ・イノベーション「自分で守る健康社会拠点」(東京大学COI※)が開発したメタボリックシンドロームや関連疾患のリスクを減らすための行動変容アプリケーション「MIRAMED(ミラメド)」をベースに開発したものです。特定健診の結果により特定保健指導の対象となった方の、メタボリックシンドロームの予防や食事や睡眠、運動などの生活習慣の改善を目的として、ビデオ通話やチャットによる健康指導や、健診データによるリスク予測、ウエアラブル端末を通した歩数・睡眠時間のデータ取得、生活習慣のスコア化などを行います。

1.背景

特定保健指導は、40〜74歳を対象に実施される特定健診の結果に基づき、生活習慣病の発症およびメタボリックシンドロームのリスクが高い人に対して、保健師や管理栄養士などの専門スタッフが生活習慣を見直すサポートを行う保健制度です。従来、特定保健指導における面談や指導は対面で実施されてきましたが、近年、特に新型コロナウイルス感染症の影響下においては、オンラインでの指導のニーズが増えつつあります。
ヘルスケアテクノロジーズは、2020年7月から「HELPO」を通じて、オンライン健康医療相談や病院検索、一般用医薬品が購入できるECサイト、オンライン診療サービス機能などを、法人や自治体、健康保険組合などへ提供しています。このたび新たに「HELPO 遠隔特定保健指導」を追加し、ヘルスケアプラットフォームとしてサービスを拡充します。

2.「HELPO 遠隔特定保健指導」の概要

「HELPO」を契約する企業や自治体に所属し、特定保健指導の対象となる方が、所定のプログラムに沿って、下記の健康指導や機能を利用できます。

  • ・ヘルスケアテクノロジーズに所属する保健師や管理栄養士による、ビデオ通話またはチャットを通した健康指導
  • ・健診データを基にした疾患リスクの予測
  • ・食事や睡眠、運動など日々の生活習慣の記録を基にしたスコア算出
  • ・ウエアラブル端末との連携などによる歩数・睡眠時間の自動データ取得
  • ・生活習慣病に関する動画コンテンツの提供、他

  • 画像イメージ図

    イメージ図

    なお、ヘルスケアテクノロジーズは、「福岡市国民健康保険特定保健指導の遠隔実施モデル事業」の業務委託を受け、福岡市に「HELPO 特定保健指導サービス」を先行導入しています。

    ※ 東京大学COIは、文部科学省および国立研究開発法人科学技術振興機構が主導する産学連携プログラムです。

    ・本サービスで取り扱う個人情報については、事前に本人の同意を得た上で利用します。
    ・「MIRAMEDⓇ」は、国立大学法人東京大学の登録商標です。
    ・SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
    ・その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。