社員インタビューテックリード兼フロントエンドエンジニア H.Jさんフロントエンドからテックリードへ。
複数プロジェクトの中で築く自分だけのキャリア

テックリード兼フロントエンドエンジニアとして活躍するH.Jさん。「HELPO(ヘルポ)」のフルスクラッチでの再開発やテックリードとしてのマネジメントなど、日々の業務やヘルスケアテクノロジーズで働く魅力について語ってもらいました。

これまでのキャリアを教えてください

大学を卒業後、新卒でエンジニアとしてキャリアをスタートしました。その時からフロントエンドエンジニアおよびアプリエンジニアとして、ReactやVue、Angular、Swift、Ionic、Flatterなどの技術スタックを活用して開発していました。

経歴について語るH.Jさん

コロナ禍で医療現場の過酷な労働環境が話題になっていた時、テクノロジーでそういった課題の解決ができないかと考えるようになりました。しかし医療領域はとても身近なものなのに、医師や看護師など人の手を介すことが多く、機械化が難しい領域だと感じていました。そんな時にヘルスケアテクノロジーズが「HELPO」というプラットフォームを使って未病領域のユーザーにアプローチすることで、医療費や医師の稼働時間を削減しながら、私たちの健康維持増進を推進するサービスをやっていると知り、興味を持ちました。

また、ヘルスケアテクノロジーズには、健康医療相談やオンライン診療、ECサイトのHELPOモールなどの機能を備えた「HELPO」のほか、デジタルこども手帳の「てくてく」等、スタートアップにも関わらず複数のプロダクトがあります。単一のプロダクトだけではなく、複数のプロダクトに横断的に携わることで、エンジニアとして幅広い知識や経験を積める成長環境に魅力を感じ入社を決めました。またフロントエンドエンジニアとしてReactやFlatterなどモダンな技術に触れつつ、これまで経験をしたことがない医療の領域で開発できるということも決め手でした。

担当している業務を教えてください

マネジメントと開発を担当しています。
現在、プロダクトの大幅アップデートに向けた開発に従事しており、その中で私はテックリードとして技術部門で進行中のプロジェクトに参加し、プロジェクトマネジメントや技術選定、アーキテクト、コードレビュー、人員配置と工数管理までのマネジメントを行っています。
また開発業務では、フロントエンドエンジニアとしてパートナー企業向けに「HELPO」を提供するためのプラグイン・ドロップインを担当しています。技術的にはReactとFlatterを使用し、プロダクトオーナーやバックエンドエンジニアと連携しながら進行しています。プラグイン・ドロップインではPoC(概念検証)を行うことが多く、誰よりも早く技術的な観点でプロジェクトに携わることができる点に特にやりがいを感じます。
開発現場では新しい技術や課題が次から次へと出てきます。業務の割合としてテックリード側のマネジメント業務が増えつつありますが、1日の中で必ず開発をする時間を作ることで、情報のアップデートを行い、常に現場と同じ目線でコミュニケーションができるように努めています。

ヘルスケアテクノロジーズのエンジニアとして働く魅力

HELPOのフルスクラッチの開発に加え、今後はAIやIoTなどの技術と共にさまざまなサービスが同時多発的に拡張していくフェーズに入ります。ReactやFlatter、AWSなどのモダンな開発環境の中で多くのプロジェクトやプロダクトに関わっていけるのは魅力だと思います。
大小さまざまなプロジェクトが並行して進んでいるので、1つのプロジェクトやプロダクトだけに関わるのではなく、本人の意向やスキルを考慮し、配置転換のチャンスが幅広く用意されていることも魅力です。

現在の仕事について語るH.Jさん

例えば、普段バックエンドを担当しているエンジニアでも「フロントエンドをやってみたい」という熱意があれば、小規模プロジェクトから任せることもあります。私も元はフロントエンドエンジニアですが、現在はテックリードとしてキャリアを築いていますし、元々バックエンドエンジニアだった方が、AWSエンジニアに転身しているケースもあります。エンジニアのキャリア形成において実装経験は重要ですが、フロントエンドやバックエンド、インフラといった職種を問わず、「これがやりたい!」という意志に応じた経験や知識を深める機会が与えられるのは、とても良い環境だと思います。
また、シニアクラスでなくとも、実際に開発するエンジニアが、アーキテクトや技術の選定ができる裁量もあります。実際にエンジニアの声から、StorybookとReact Queryの導入が決定しましたし、バックエンド側でもメンバークラスの方がゼロベースでアーキテクトをまとめています。

組織のいいところを教えてください

立場に関わらずフラットに意見を言い合える文化があるところです。初歩的な質問も聞きやすい環境があり、意見が対立した際も、しっかりとディスカッションを行い良い落とし所を探り合います。
また会社の行動規範にもある「お客様ファースト」を意識して、HELPOで、いかに高いユーザビリティを実現できるかを全員で考えられるのは良い文化だと思います。

業務でのチャレンジングなことはありますか

膨大な医療データを適切なカタチにして、ユーザーに還元していくというのは簡単ではありません。情報量ひとつ取っても、サービスの中で使用したい量と、ユーザーが不快に感じない場所と量は慎重に調整していく必要があります。サービスを提供している以上、ユーザーが不快になることは一番避けたいので、日々意識しています。
また直近は、複数のプロジェクトが同時に進行しているので、プロジェクトに関わるメンバー全員の共通認識をつくるところに課題を感じています。そのために全員が信頼できる情報の枠組みを模索しているところです。

今後への想いを語るH.Jさん

どんな人がヘルスケアテクノロジーズに向いているか

自分の意見をはっきり言えて、自走できる方が向いていると思います。例えば、エンジニアとしてできること・できないことをはっきり言える方は、できる部分を伸ばせたり、できない部分をできるようにしたり、成長環境を自ら整えることができます。エンジニアとして、キャリアに合わせた知識や経験を積みたい方、主体的に学びたい・吸収したいという意欲を持った方と一緒に働きたいです。